音響音声学によるいい声の探求

耳にして気持ちの良い声が存在することがある。それを我々は『いい声』と呼んだりする。「いい」=「心地の良い」と解釈し、その声を欲する。さて、そのような音があるのであれば、練習し発音できるようになろうではないか。私は男なのでは、男性の良い声とされるフォルマントを探求する。言語心理学的「いい声」は、低く落ち着いた声であり、音響音声学においては速度が低く、平均ピッチが低いものとされる(新井,2010)。このことから察するに、豊富な人生経験による包容力のある声がいい声とされよう。

50年を1年に。そんな計画をたてる。声に恋する論。

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