First Penguin

ペンギンは、氷の上で群れの一匹が海に飛び込むと 、次々と飛び込む習性があるようだ。しかし最初に飛び込む一匹がいない限り、誰も飛び込まないらしい。したがって、”First Penguin”が一番勇気がいるのである。このことから、現在の英語でも、何か初めに物事を行なう人を、同様の言葉を用いて表現する。しかしfirst penguinでも周りに安心感がないと、何事も表戦することができない。周囲の関係あってこそのfirst penguinなのである。



実は、今日のお話は’first penguin’の意味ではない。”Penguin”の発音である。我々は日本人は「ペンギン」という。「ペングィン」 とはほぼ言わない。ローマ字読みでpen g/u/in → pen-gin となり/u/の表記が無視されているようである。では実際の発音記号では、どのように示されているのだろうか。



 

/wi/の音のつながりは、ア行のイと同等とされ、/gi/音の繋がりを優先させたのではないか。考えられることは、前舌と後舌の高母音の日本語での関係性である。考察は次回へ。

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